西本智実さんとロシア国立交響楽団
12月10日、待ちに待った西本智実さん指揮のコンサートが、地下鉄マヤコフスキーからすぐの、チャイコフスキーコンサートホールで開催されました!
地下鉄マヤコフスキー駅の真ん前の広場には、こんな楽しいブランコがあります。冬だろうが雪が降っていようがお構いなし!
私も1人でトライした事があります…。
ここは、一週前の12月2日にバイオリニストのニキータさん(前回登場しました)を聴きに来たばかり。
そして、今回の西本智実さん。
もちろん名前は知っていましたが、サンクトペテルブルクでイリヤ・ムーシン氏のもとで勉強した事などは、初めて知りました。
私は指揮者の専門的な良し悪しはわかりませんが、とにかく、同年代の日本人女性がここで指揮台に立つ、という事だけでも充分感激です。
西本智実さんは、とても華奢な女性でしたが、指揮をする姿はとても凛として素敵でした。
隣にいたロシア人のおじさんに、
彼女の指揮、どう思う?
と聞いたら、
いいよ!よくオーケストラが動いてるね!
と褒めていました。
実はこのおじさん、前回も隣で、チャイコフスキーについて色々教えてくれた方。同じ席を取ったら、おじさんも同じ席を取っていました。今回は奥様と一緒。
多分あの席でまた会えると思う…。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番(ソチオリンピックで浅田真央さんが使った楽曲)を演奏されましたが、日本人女性がモスクワで一流のオーケストラを率いている姿を見て、その演奏を聴いて、少し落ち込んでいた私はたくさんの勇気をもらいました!
本当に聴きに来て良かった。
最後は涙が止まらず、それに気づいたおじさんが言いました。
僕の妻も今、君と同じだよ!
終わってからお友達と、お花買っていって渡せたら良かったよね、と話しました。ファンの人達が、ステージ前で直接本人にお花を渡す事がよくあります。
やりたかった…。
今度はいつ聴けるかな。
その時を楽しみに…。