パリのちモスクワ

パリで出逢ったロシア人と10年後にモスクワで結婚。超ロジカルな夫と超うっかりな私の生活、ロシアの魅力。

ラフマニノフ記念コンサートホールへの道のり

 

こんにちは。

前回書いたとおり、金曜日にクラシックコンサートに行ってきました。

 

このコンサートホールは、『ラフマニノフ記念フィルハーモニア2 』。

モスクワの南にあり、最寄り駅のユーゴ・ザパードナヤからシャトルバスに乗らなければならないので、少し不便です。

 

だいたい19時からコンサートがスタートしますので、18時20分か、45分発のバスに乗れば間に合います。

 

1番の地下鉄、いわゆる赤のラインで、中心地から乗るとして進行方向一番後ろに乗ると近いです。

改札を出て左へ行き、右側の階段で地上へ出ます。そのまままっすぐ行き、1番前先のバス停にシャトルバスが来ます。

おば様やおばあちゃん達がたくさんいるので、すぐわかると思います。

 

私の職場からはそんなに遠くないので、仕事帰りにも行けます。

私はいつも、ユーゴ・ザパードナヤ駅前にあるショッピングモール、AVENUEの地下にあるパン屋さんで腹ごしらえしてから行きます。AVENUEへ行くには、地下鉄から左の階段で地上へ出て下さい。

 
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入って左へ行くと、地下へ行けるスロープのエスカレーターがあります。降りたらすぐ前、右手に見えます。

ここには、私の大好きなハチャプリや、野菜のパンや甘いパンなど、沢山の焼きたてパンが並びます。

 
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そして、ロシアの定番ファーストフード、シャウルマ。ご存知ケバブのようなもので、薄い生地で巻いたバージョン。

 
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このお店にも、お肉をグルグル回して焼く機械がいつのまにか導入されたようで、シャウルマ目当ての人達が結構待っていました。

ここのシャウルマは少しお高め。160ルーブル(約320円)。

でも、清潔な店内で座って食べられるし、ボリュームたっぷり。

野菜、お肉の他に、たっぷりのピクルス、そして、少し珍しいのですが、フライドポテトも入っています。

ロシアでは辛いものは苦手な人も多いです。なので、辛いソースはお願いしないと入れないお店もありますが、ここはオーダーなしでもたっぷり辛いソースが入ります。私は大歓迎。でも苦手な方は、抜いてもらった方が良いくらい、ちゃんと辛かったです。

 

このお店、気に入ってはいるんですけど、レジのお姉さんもちょっと辛口。

忙しいし、気持ちも少しわかるし、ここはロシアなので、冷たくされてもあまり気にしないようにしましょう。

 

前の人の買い物が終わったので、

 

「こんにちは!」

 

と言うと、まだお金をレジに入れ終わってなかった彼女は、

 

「ちょっと待って!」

 

あ、そうね、お金しまわないとね。

で、しまい終えて、

 

「で?」

 

「シャウルマひとつ、店内で。」

 

「は?」

 

「シャウルマ」

 

「あぁ、160ルーブル。」

 

「カードで」

 

「はい」

 

カードの機械がいつものタッチでは反応しなくて、あれ?どこだ?とモタモタしているとすかさず、

 

「お姉さんよく見てよ、ここ!」

 

「あ、そうか。」

 

「店内ね?」

 

「はい。」

 

「じゃあ少し待ってて。はい、レシート。」

 

「ありがとー。」

 

おー、今日もピリッとしてたなぁ。

 

私の前に買ったおじさんが戻ってきて、

 

「温めてくれる?」

 

と聞きましたが、間髪入れずに、

無理、と首をふっていました…。

 

でも、これもまた、味わい深いもんです。

面白いと思えたら最高!

 

でも、ちょっと怖いから、あんまり至近距離で写真は撮れませんでした。小心者なので…。

 私が帰る頃、この3倍くらい並んでました。



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金曜日の夜で、そこそこ疲れていましたが、お陰様で元気を取り戻し、いざ、コンサートへ。

 

ちょっと前置きが長くなったので、

コンサートについては、次回書きますね。