余計なひとこと
以前は、日曜日に我が家でロシア語レッスンを受けていましたが、最近は仕事後にカフェでお願いしています。
先生は前にも書いた、ちょっとフワッと浮世離れしたエレーナ先生。
先生についてのお話はこちら
先生はいつも、私好みのファッションで、それも楽しみのひとつ。
露出の多いロシア女性特有の感じではなく、流行を追わないけど、少し変わった色やテキスタイルだったりして、私好みなのです♡
そして、それが華奢なので、また似合うのです。
そんな先生は、物持ちが異常に良い私の20年物のスカートを見て、好きだと言うので、
「20年はいてます。後ろ少しすり減ってませんか?」
と見せると、
「20年!?全然!新しいスカートだと思ったわ!」とびっくり。
お互いに、服や時計など、どこで買ったのか聞き合ったりしています。
こういう話をする事も、とても練習になります。
先生とレッスンを始めた頃は、言いたい事が全然言えなかったのですが、
最近は少し会話になります。
そして、最近私がやっていることは、
質問の答えの他に、さらにひとことプラスする事。
質問に答えるだけでは、普段に使える会話を学べません。
だから、これを言ったらその先説明できないから、ドツボにハマるなあ…という心の声が聞こえたら、敢えて言っちゃう。
言った後、
あー、言っちゃった、大変だ…
と、毎回思いますが、
後戻り出来ないので、何とかしようと必死に話します。間違えても良いんです。
間違えると、それを直してもらえますから、勉強になる。
だから、私の勉強のコツは
「余計なひとこと」
を、どんどんプラスして、脱線する事です。
これは、プライベートレッスンだからこその良いところ。
以前に学校で、レベルの合わないクラスに入れられた時、私以外の人は皆分かっているから質問も出来ず、ほとんど話すチャンスが無くて、全然勉強にならなかった事がありました。
その時は、本当に悔しかったけど、今は自分のペースで勉強していて、ロシア語がとても好きになりました。
フランス語と同じで、話していてとても楽しい。
何とも言えないちょうど良い距離感のエレーナ先生と一緒に、頑張っていきたいと思います。