うっかりが突き抜けた日
前回も書きましたが、私は今、日本に一時帰国しています🇯🇵
半年ぶりに、家族や沢山の友達や先輩に会えて、とても嬉しい!
Но! (しかーし!)、
今回の帰国には、私ならではの紆余曲折がありました…。
うっかりが過ぎるので、書かないでおくつもりでしたが、先輩の勧めで書く事にしました。
帰国当日は、主人に車で空港まで送ってもらいました。
1時間半前にシェレメチボ空港に到着。
「一緒に行かないけど大丈夫だよね。入ったら右だよ。じゃあね、イポーンカ!(日本人女性の意)」
帰宅後、ゆっくり読書をするのを楽しみに、彼は去って行きました。
私は意気揚々と右に進み、列に並びました。家族に、今から帰るねーとメールしたり、日本に思いを馳せながら。
そして、私の番!
「東京ですね?」
「да! はい!」ニッコリ。
お兄さんはどこぞに電話をした後に一言。
「Closed. you are late.」
は?閉まったって?遅刻?
いやいや、そんな!
と、時間を確認。
あら、ボーディングタイム過ぎてる?
どうやら私は、スーツケースを預けるために、なんと1時間以上も並んでいたみたい…。
うろたえる私に、お兄さん追い打ちをかけます。
わざわざ紙に、
「Closed. you are late.」
と書いて下さいました。
いやいや、そうじゃ無くて…それ位の英語は理解できますから!
パニックのまま主人に電話。
「遅れちゃった!」
「はぁ!?ちゃんと送ったでしょー!!1時間以上何してたのっ!!!」⬅︎叫んでいる。
「並んでた…」
「何でそんなに並ぶの!!理解できない!!!」⬅︎普段冷静な彼が、さらに叫んでいる。
「…。」⬅︎パニックで返す言葉も無い。
さすがの主人にもどうする事も出来ず、私は泣く泣く翌日のフライトに変更しました。
空いていたのか、追加料金は1万円程度で済んだのが不幸中の幸いでした。
放心状態で、でも、ちょっとだけ、また大ネタつくっちゃったなあ、なんて思いながらベンチに座っていたら、冷静を取り戻した主人から着信。
「チケット変えた?」
「うん…」⬅︎蚊の鳴くような返事。
「今から迎えに行くから待ってて。」
あの叫びようだと、自力で帰って来ーい!って言われるかと思った…。
そして、さらに冷静を取り戻した主人から再度着信。
「そしたら、こうするよ。明日は送れないから、カバンは空港に預けて、空港への行き方を教えながら帰るよ。」
さすが、放心状態の私とは違って、すぐに次へシフトチェンジしている…。
私は今まで、何十回も飛行機に乗っているし、一人旅もしています。でも、こんな事は初めて。本当です。
そして本日空港2往復目の主人が到着。
イライラしてるだろうなあ、怒られるかなあ、と恐る恐る近づくと…
目が合ったら、呆れ過ぎたのか、つい笑っちゃったので、私も笑っちゃったら、
「全然面白くないよ、これ、真面目に恥ずかしいよ!大事な事に集中してって、1000回言ってるよねっ!」
でも、アホ過ぎて笑っちゃってる。
「私だって、恥ずかしいよ!初めてだもん、こんな事…。」
主人は怒りたいのに、結局やっぱり笑っちゃってましたが、小さな声で、こう一言つぶやきました。
「ついて行くべきだった…」
そして、怒り笑いしながら帰宅。
普段は飲まない私達ですが、この日ばかりは2人で晩酌。
そして、主人のために沢山作っておいた、大好物のグラタンを2人で食べて、翌日の空港行きのシュミレーションを完璧にしてもらいました。
翌日は、出発5時間前に1人で出発。
無事に飛び立つことが出来ました♡
超ロジカルな主人は、信じられないくらい頼りになるので、私のうっかりは日に日に進行中。
私を良く知る友達には、私らしいと言って楽しんでもらえましたが、主人に本当の本当に呆れられない様に、少し気を引き締めつつ、程良いうっかりさんでいられる様に精進して行きたいと思います!