パリのちモスクワ

パリで出逢ったロシア人と10年後にモスクワで結婚。超ロジカルな夫と超うっかりな私の生活、ロシアの魅力。

余計なひとこと

以前は、日曜日に我が家でロシア語レッスンを受けていましたが、最近は仕事後にカフェでお願いしています。

 

先生は前にも書いた、ちょっとフワッと浮世離れしたエレーナ先生。

 

先生についてのお話はこちら

 

 

paris-moscou.hatenablog.com

 

 

先生はいつも、私好みのファッションで、それも楽しみのひとつ。

 

露出の多いロシア女性特有の感じではなく、流行を追わないけど、少し変わった色やテキスタイルだったりして、私好みなのです♡

そして、それが華奢なので、また似合うのです。

 

そんな先生は、物持ちが異常に良い私の20年物のスカートを見て、好きだと言うので、

「20年はいてます。後ろ少しすり減ってませんか?」

と見せると、

「20年!?全然!新しいスカートだと思ったわ!」とびっくり。

お互いに、服や時計など、どこで買ったのか聞き合ったりしています。

 

こういう話をする事も、とても練習になります。

 

先生とレッスンを始めた頃は、言いたい事が全然言えなかったのですが、

最近は少し会話になります。

 

そして、最近私がやっていることは、

 

質問の答えの他に、さらにひとことプラスする事。

質問に答えるだけでは、普段に使える会話を学べません。

 

だから、これを言ったらその先説明できないから、ドツボにハマるなあ…という心の声が聞こえたら、敢えて言っちゃう。

言った後、

あー、言っちゃった、大変だ…

と、毎回思いますが、

後戻り出来ないので、何とかしようと必死に話します。間違えても良いんです。

間違えると、それを直してもらえますから、勉強になる。

 

だから、私の勉強のコツは

「余計なひとこと」

を、どんどんプラスして、脱線する事です。

 

これは、プライベートレッスンだからこその良いところ。

 

以前に学校で、レベルの合わないクラスに入れられた時、私以外の人は皆分かっているから質問も出来ず、ほとんど話すチャンスが無くて、全然勉強にならなかった事がありました。

 その時は、本当に悔しかったけど、今は自分のペースで勉強していて、ロシア語がとても好きになりました。

フランス語と同じで、話していてとても楽しい。

 

何とも言えないちょうど良い距離感のエレーナ先生と一緒に、頑張っていきたいと思います。