パリのちモスクワ

パリで出逢ったロシア人と10年後にモスクワで結婚。超ロジカルな夫と超うっかりな私の生活、ロシアの魅力。

西本智実さんのコンサート再び

去年の12月10日、初めて西本智実さん指揮のコンサートを聴きました。

 

そのブログはこちら。

 

paris-moscou.hatenablog.com

 

 

その時は、西本さんの凛とした姿に、本当に勇気をもらいました。

その感動が忘れられずにいた私は、今年もチケットを半年以上前から購入して、心待ちにしていました。

 

今年は11月21日。去年と同じ、地下鉄マヤコフスキー駅のすぐ近くににある、チャイコフスキーコンサートホールです。

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【お客さんでいっぱいのチャイコフスキーコンサートホール】

 

 

さらに、西本さんだけでなく、私の大好きなピアニスト、Andrey Gugunin アンドレイ グーグニンさんが、ソリストショパンのピアノ協奏曲を弾くので、願ってもない組み合わせ!

 

本当に楽しみにしていたので、私は浮き足立っていました。

 

そして、開演。

バイオリンソリスト、ピアノソリストの紹介アナウンスの後のこと、

「指揮、アレクサンドル ………」

 

え?アレクサンドル?

ロシア人、しかも男性。

え?今日、21日だよね?

始まると携帯は使えませんので、急いでホームページを確認。

確かに、指揮者はアレクサンドル…さんと書いてある…

 

パニック!

お友達は後から購入したので、席が離れていて、話すことも出来ずキョロキョロ。

 

そして、始まりました…

 

一曲目のモーツァルトは、パニックのうちに終了。

 

でも、集中しなくちゃ、せっかく来たんだから。

でも、何があったんだろう、具合が悪いのかな…など、思いをめぐらせつつ、何とか音楽に聴き入りました。

 

そして休憩に入って、何もわからない私達に、日本人の方が教えてくださいました。

 

「事情があって、来られなくなったらしいですよ…」

 

(すみません。人から聞いた情報ですので、今回は詳しいことは書きません。)

 

そうか、そうだったんだ…

 

ホームページに記載があったそうですが、そんなこと夢にも思わず、チェックしていませんでした。

 

 

もちろん、とても残念でした。

半年前から楽しみにしていましたから。

でも今回のコンサートも、もちろん素敵でした。

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ショパンを弾き終えた、アンドレイ・グーグニンさん】 

注)演奏中は撮影厳禁です。

 

 

去年、私がピンチだった時に、勇気と感動を下さった西本さんです。

今、西本さんにとって一番大切なことが出来ているならいいな、と思いました。

 

私は感動をもらうばかりですが、モスクワからずっと応援していたいと思います。

 

また必ず、西本さんが指揮するコンサートを聴きに行きたいと思っています。

これからも、ずっと応援しています。

モスクワで待っています!