ガガーリンさんの話
4月と言えば…
そう、ユーリィ・ガガーリンさんが有人宇宙飛行を成功させたのは、1961年4月12日。
ロシアに来るまで私は、
ガガーリンさんを、面白い名前の人だな、くらいにしか思っていませんでした。すみません。
歴史年号をまるで覚えられない私が、今ではガガーリンさんが宇宙に旅立った年月日が言える…
これは凄いことです。
そびえ立つガガーリンさん
私が仕事の帰りに通る、
Площади Гагарина ガガーリン広場
にいらっしゃるガガーリンさんです。
今にも飛び立ちそうですね。
彼は3000人の中から選ばれ、時の人になりました。田舎の労働者階級出身であることも1つ、そして、過酷な状況でも笑顔でいられる、それも決め手の1つだったそうです。
それにしても、無重力状態で人間が耐えられるか分からなかったあの時代、どんな思いで挑戦したのか、計り知れません。
Поехали!
さあ、行こう!
と言って、彼は旅立ちました。
108分の宇宙の旅。
無事に生還しましたが、彼の成し得たことは偉大すぎて、その重圧はあまりに大きかった。
苦悩のあまりアルコールに溺れた日々。そして34歳の時、飛行訓練中の事故で亡くなったと言われています。
最近見たDVD
「ガガーリン 世界を変えた108分」
の特典映像で、訓練を共にした仲間達の話を聞いて、優秀なだけでなく、コミュニケーション能力が高く、人望の厚い、真っ直ぐな人だったのだと知りました。
そして、ガガーリンが地球に帰還した後の人生、そして彼の陰に隠れた優秀なパイロット達の人生にも興味がわきました。
というわけで、
去年誘われるがまま、ちんぷんかんぷんのまま行った、「宇宙飛行士博物館」に、改めて行こうと思っています。
また新しい発見があったら、記録しようと思います。