なっちゃんの話 ーモスクワで語学交換ー
私には、語学交換をしているお友達がいます。
大学で、通訳になるべく日本語を勉強しているロシア人女子大生のなっちゃん。
名前に”ナ”がつくので、なっちゃん。
とても可愛い!
そして、頑張り屋さん!
私たちは、ちょうど一年前くらいに出会いました。
今も話せませんが、私がロシア語を全然話せなかった頃です。
うちの教育係(夫)が、日本語学部のある大学に、
語学交換しませんか!?
の、メールを送ったのがきっかけ。
そこの先生が、自分のクラスの生徒に伝えたようです。
で、なっちゃんだけが連絡をくれました。
そう、頑張り屋さんだから。
初めは、意思疎通もかなり大変でした。
歳もビックリするほど離れてるし。
テーマを決めて話そうか、とか、色々やっているうちに、お互いの勉強で、わからないところを聞き合う事で落ち着きました。
初めは月1回くらいのペースで緊張しながら会いましたが、今年に入ってから、かなりリズムも合ってきて、月に3回くらい会うようになりました。
私は上達しませんが、なっちゃんはメキメキ上達しています。
特に、漢字の美しいこと!
これ、左上の一文字だけ私ので、あとはなっちゃんの書いた漢字。
とても丁寧に、一文字ひともじ書いてあります。
せっかくこうやって、会っているのだから、私も上達しないと申し訳ないのですが、これがなかなか。
ついつい、可愛いなっちゃんのお手伝いに時間を割いてしまいます。
そして、おとぼけミスをしたら、
「なっちゃん、それだと、こういうことになっちゃうよ〜。」
と、ジェスチャーやらで教えたりして、2人でゲーラゲラ笑ったりして、なっちゃんがウケた事に満足してしまいます。
なっちゃんを笑わせる能力だけが、メキメキ上達していきます…。
メキメキの使い道を間違えています。
そして、はたちの女子大生の学ぶ姿勢を見て、日々学ぶ私です…。
最近私が忙しいやら、具合が悪いやらでなかなか会えないのですが、いつも優しく待っていてくれるなっちゃん、これからもどうぞよろしく。