ご近所の市場
我が家からトラムで5駅のところにある市場。
Преображенский рынок
プレオブラジェンスキー ルィノック。
Рынок ルィノックは、市場という意味です。
ここは歴史も古く、かなり規模が大きい市場です。
冬場、しかも午後に行った時、
品揃えがイマイチで、それから行っていませんでした。
でもそれは当たり前で、
冬場は元々良い野菜や果物は少ないし、
しかも、午後遅めに行ったので、
イマイチなのは私の方でした。
夏になり、主人がそこで買ってきた野菜や果物がとっても新鮮で、俄然行く気になり、2度目の訪問。
今回のお目当は、ベリー!
今日は、野生のブルーベリーと、グーズベリーと、チェリーを買いました。
その他、野菜色々。
特に重宝するのが、左上のネギ!
日本だと、万能ネギかな?
これがあるだけで、かなり和の香りになります。
そうめんや、うどんなどにたっぷりと。
パリの市場も活気があって好きだけど、
モスクワの市場もなかなか良いです。
どのブースも、そう変わりないと思うけど、
品揃えと見た感じの新鮮さ、
人の雰囲気で決めています。
片言の英語で対応してくれるおばちゃんもいれば、私のつたないロシア語を辛抱強く聞き取ってくれるおばちゃんもいます。
トマトを5個頼んだら何となく少ない気がして、
うーん… と悩んで、
おばちゃんと同じタイミングで、
おばちゃん「あと2つ!」
私 「あと2つ!」
綺麗にハモった。
おばちゃん「やっぱりね!」
私 「すごい!」
こういう会話もまた楽しい。
でも…
たまに、数をごまかすおじさんも。
うちは2人家族なので、数が多いと腐らせちゃう。
だから、申し訳ないけどなるべく少なめにお願いします。
でも、キュウリを頼んだ数よりも4本位多く入れたから、
「多いよね、それ」
と言うと、
「そんな事ないよ〜」
と言って、見えない様にくるくる袋を回しだす始末。
アジア人だからといって、なめられてはいけない!
「OK、じゃあ買わない。」
と言って去り、違うお店で購入。
後で前を通ったらまたそのおじさんが、
おいでおいでをするので、
笑顔で「いらないよー。」と返事。
スーパーの買い物は楽だけど、
こうして市場に行くだけで、季節を感じるし、ロシア語の勉強にもなるし、度胸もつく。
これこらは、もう少し頻繁に市場に行こうと思います。