パリのちモスクワ

パリで出逢ったロシア人と10年後にモスクワで結婚。超ロジカルな夫と超うっかりな私の生活、ロシアの魅力。

ロシアのイメージ

 

 

日本で働いていた職場では、
私が夏休みにモスクワで入籍してきた事を報告した時、
軽くパニックになりました。

 


まず、休憩室でお土産を。

 

「どこ行ってきたのー?」

 

「あ、モスクワに・・・。」

 

「え?ロシア!? なんで??」

 

「あ、彼がロシア人なんで。」

 

「ロ、ロシア人??」

 

「はい、それで、入籍してきました。」

 

「えーーーー!!!」

 

と、まあこんな感じで、休憩室が一瞬騒然となりました。

 


その後、
毎回別の人と数十回繰り返されたくだりはこんな感じ。

 

 

「へえ、ロシア語しゃべれるんだ?」

 

「いえ、全然・・・。」

 

「あー、彼が日本語話せるんだ?」

 

「いえ、全く・・・。」

 

「あー、英語かあ。」

 

「いや、彼は話せるんですけど、私英語苦手で・・・。」

 

「え?じゃあどうしてるの?」

 

「あ、実はフランス語で・・・。」

 

「フ、フランス語!?」

 

と、こうなります。

 

 

そして、
10年前にフランスにワーキングホリデーに行っていた事から説明をする、
という流れになるので、そのくだりを流暢に説明できるようになりました。

 

 


それから、
モスクワに移住する時には、
こんな風に心配していただきました。

 

 


意外に多かったのがこれ。

 

「ロシアって、1年中冬なんでしょ?」


「いや、夏は短いけど暑くなりますよ」

 

 

 


後は、タイムリーだったのがこれ。

「テロとか大丈夫なの?」

 

「そうですね、でも今は世界のどこにいても危ないかなーって。」

 

その頃、パリで悲しいテロがあった直後で、なおさら心配していただきました。

 


それから、


「食べ物とかちゃんと買えるの?日用品とか持って行った方がいいんじゃない?」

 

「足りないものあったら送るよ!」

 

 

という心配の声もありました。
とても有り難いです。

 

 


でも、スーパーも市場もあって、
日本食材はとても高いけれどある程度は買えます。

 


もちろん、
日本の製品の方が便利だったり、
クオリティも高い事が多いけれど、
私は結構順応できるタイプなので、
不自由なく暮らせています!

 

 


やっぱりロシアって、残念ながら、まだまだ、

 

怖い 暗い 寒い! 

 

 

というイメージが強いみたいでした。

 

 

でも、そんなことないんです。
いや、確かに真冬は寒いけど。

 

 

美術館、バレエ、オペラ、音楽、
ロシア文学、美しい教会やお城、
気持ちのいい公園。


それにロシア人は、
無駄にニコニコはしないけど、
優しい人が多いです。

 

 


VISAが必要なのが辛いところだけど、
ぜひぜひ、1度遊びに来てくださいね。