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パリのちモスクワ

パリで出逢ったロシア人と10年後にモスクワで結婚。超ロジカルな夫と超うっかりな私の生活、ロシアの魅力。

малый театр マールイ劇場

 

先週、いつもコンサートやバレエに一緒に行くお友達に誘われて、初めてマールイ劇場へ行ってました。

 

演目は、ずっと観たかったのに、観そびれていた、チェーホフ "三人姉妹" 。

そのお友達とは以前から、

チェーホフ、かっこいいよね!」と話していました。

 

はい、モスクワ大学医学部卒のチェーホフ銅像赤の広場ボリショイ劇場の近くにある歩行者天国、カメルゲルスキー横丁にいらっしゃいます。

もともとドクターでした。

かっこいい。

三人姉妹のオリガ役を演じた女優さんと結婚していましたが、彼女も沢山いたみたいです…。

かっこいいから…。

 

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でも、まさか今月、芸術鑑賞できるなんて思っていなかったので、嬉しかった!

 

と言うのも、

また新しい仕事にチャレンジし始めたところで、要領の悪い私は完全にその事で頭がいっぱいで、コンサートやバレエを調べる暇すら持てていませんでした。

 

そこへ、"三人姉妹"へのお誘い。

そして、チケットの手配までしてもらって、ありがたい事に、私は行くだけの状態でした。

 

そして、昨年読んだ三人姉妹を、前日にざっと飛ばし読みをして復習。

当然、全編ロシア語なので、登場人物やストーリーを頭に入れておかないと、完全に置いてけぼりになります…。

 

この劇場は、ボリショイ劇場横のマールイ劇場の改装工事のために作られました。工事は終わりましたが、ここでも並行して上演されています。

 

http://www.maly.ru/

 

こちらのマールイ劇場は、 地下鉄 добрынинская ドーブルィ二ンスカヤが最寄り駅です。

 

こじんまりして、とても可愛らしい劇場でした。

写真だとうまく伝わらないかもしれませんが、こんな感じ。

 

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 平日の夜でも沢山の観客。杖をついたおばあちゃんもいます。

 

そして開演。

簡単なセリフ以外、やっぱり聞き取れない!

でも、やっぱり復習して良かった。

完全な置いてけぼりにはならずに済みました。

休憩中に友達と、あれがあの人だよね?と、役柄を確認。

 

最近の寝不足に加え、全神経を集中させた結果、終わった頃にはグッタリ。

 

でも、念願の戯曲デビューができました。

そして観劇後、"三人姉妹"3度目を読んでいます。登場人物やイメージもわきやすく、理解度が増しました。

 

ロシア語の勉強も楽しくなって来たので、また劇場に足を運ぼうと思います。

今度は改装後のマールイ劇場にも行きたいです。

 

興味のある方、本でしっかり予習してからなら大丈夫です。おすすめします!

モスクワの冬は暑い!

 

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

 

先日の1月12日で、モスクワへ来て1年になりました。

 

改めて、自分のロシア語力が全く上達していない事に愕然としました…。

フランスで1年生活した時の、十分の一にも満たない語学力。

さらに、ロシア語と混乱してフランス語の能力低下が激しい…。

これは深刻です!頑張ります!

 

さて、モスクワの冬!

1月の始めに、−28度を体験しました。

どうなるかというと、

外に出ると、コホッと咳が出ます…。

肺がビックリしているのでしょう。

そして、まばたきがしづらくなります。

まつ毛が凍っているのでしょう。

さらに、鼻の中がシャリっとします。

鼻毛が凍っているのでしょう。

 

でも、その程度です。

みなさんが思う程、怖くはありません。

 

そして、これは聞かれるたびに数えきれない程訴え続けていますが、

屋内が何処もかしこも、日本より暖かいので、結果、日本の冬の方が体感温度がかなり低いのです。

私なんて、しょっちゅう汗だくです。

コートの中は、日本にいた時よりも、薄着を心掛けています。

 

今日も職場でこの話になりましたが、モスクワに住む日本人の10人中10人が、日本の冬のほうが絶対に寒い!と言いますから、間違い無いと思います。

そして多くの人は、日本に帰国するとたいてい風邪をひいて帰ってきます…。

 

でも…

 

それでも信じられない方、是非真冬のモスクワへお越しください。

街はキラキラ、雪はサラサラ、

家ではパンツ一丁でも大丈夫です!

 

セントラルヒーティングだから!

 

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そして、気が向いたら外で、

まつ毛や鼻毛が凍る体験もできます。

きっと、モスクワを大好きになると思います!

 

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お待ちしています!

 

хачапури ハチャプリ!

 

今まで食べ物について、ほとんど書いてきませんでしたが、今回は私の大好物、おそらくNo. 1の хачапури ハチャプリをご紹介します。

 

これはグルジア料理で、生地にもチーズを練り込んであり、さらにチーズを挟んだパンと言うかピザと言うか、もっちりとして、とにかく本当に美味しいのです。

 

日本でハチャプリを食べられるレストランは無いかと、調べてみましたが、今の所みつかっていません…。

だから、是非とも食べに来てください。

グルジア料理は日本人の味覚に絶対合うと思います。

 

地方によって、様々なハチャプリがありますが、これは私の大好きな、アジャルリのハチャプリ。真ん中にチーズ、バター、卵が乗っていて、それらをかき混ぜて食べるスタイル。

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そしてこちらは、チーズを挟んで焼いたスタンダードなイメルリのハチャプリ。

これは、私の働く事務所の1階にあるстоловая スタローバヤ(食堂)のおばちゃんが焼いたもの。

オーブンから出したて!

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このおばちゃんはグルジア出身なので、たまーにハチャプリが登場します。

おばちゃんは、とても豪快な人で、歯に衣着せぬ物言いなので、はじめは面食らいましたが、悪い人ではありませんし、

個人的には、女優の白川由美さんに似ていると思っています。郷ひろみさんの元奥様の二谷友里恵さんのお母様、または俳優二谷英明さんの妻、余計ややこしいか?

おばちゃんは、若い頃きっとなかなかの美人だった人。

 

初対面の時にはでっかい声で、

 なんだい、この子喋れないのかい!!

 と言われました…。

が、私のハチャプリへの情熱とはしゃぎようを見たからか、だいぶ打ち解けて来ました。私がいつも、めちゃくちゃ褒めるので、悪い気もしないのでしょう。

 

私は基本、毎日お弁当持参なのですが、今回は仕事納めの12/27に、野生の勘でおばちゃんの元へ。そして焼きたてのハチャプリを、いの一番に手に入れました!

 

おばちゃんは私がハチャプリだけ狙っているのを知っているので、私が顔を出した途端、

 

おー、来た来た、ハチャプリ焼けるよ!

Хачапури будет!

 

と教えてくれました。

 

うわーい!!

Сегодня, с сыром?

今日はチーズ入り?

 

と聞いた私に、

 

ハチャプリは、チーズ入りだけの名前なんだよ。

(調べてみたら、ハチョ=チーズ 、プリ=パン という事らしい。)

 

С мясом?

お肉入りは?

 

肉入りは、ハチャプリとは言わないんだよ。

 

と、教えてくれました。

私は、肉入り、豆入りもハチャプリと呼ぶのだと思っていたので、ハチャプリファンとして恥ずかしく思いました。

肉入り=クブダリ、豆入り=ロビアニ、と言うらしいです。

 

これが作れるようになったら最高なんだけど。いつか、食堂の白川由美に教えてもらおうか、ロシア語が満足に喋れるようになったら…。

いつになるだろう…。

 

とにかくこれは、食べなきゃ損!

皆様、モスクワでお待ちしております。

 

モスクワの宅配サービス事情

 

今回は、доставка-宅配- について。

 

先日化粧水がなくなりかけ、職場の先輩に化粧水のお勧めを尋ねたら、

 

私ももうすぐ無くなるから、ネットで一緒に買おうか。

 

という事になり、

Плацентоль (プラツェントーリ)

というメーカーのローズ化粧水とクリームを発注しました。

 

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私は明日にでも化粧水が底をつく状況だったので、

 

最短で!

 

のコメント入りで注文をしてもらいました。

そのまま近くで夜ご飯食べて帰ろうか、という事になり、カフェで晩ご飯を食べていると確認の電話が先輩の携帯へ。

 

配達、地下鉄のホームまで取りに行くなら明日、オフィスに届けるなら月曜日だって、どうする?

 

地下鉄のホームで受け渡し??

何とも不思議な提案ですが、その日は木曜日。金曜日を逃すわけにいきません!

 

よく分からないけど行きます!

 

というわけで、翌日のお昼休みに合わせて、最寄りの地下鉄までバスで向かいました。

ロシア語初心者の私を心配した先輩は、職場の携帯を持たせ、配達人の名前や携帯番号、服装などを事細かに説明してくれ、まるで、テレビの「はじめてのおつかい」のようにして送り出されたのでした。

頭の中はあのテーマソング…。

 

そして、地下鉄のホームど真ん中で待ち合わせ、というモスクワの定番スポットで待つ事10分。

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↑ホームの真ん中の目印。

 

茶色のコートに茶色のブーツ、紙袋を持った女性が近づいてきました。

 

***さん?

 

名前を確認し、現金と引き換えに商品をもらいました。

 

先輩にメール後、お昼食べてから帰社。

 

初めてのおつかい、泣かずに行って来られました!

 

と報告。

何だコレ?こんなの成り立つんだなあ…。さすがロシア、面白すぎる。

 

そして、受け取り確認のメールが先輩に届きました。

そのメールの最後に、

 

次回からは、注文の時に**駅のホーム受け取りと書いてください。

 

と…。

 

は?いやいや、今回は急いでただけで、次回からはオフィスに届けてもらいますから!もうわざわざ行きませんよ!

 

商品は、容器も使いやすくシンプルで、日本人の私の肌にも問題なく馴染み、なかなか気に入って使っています。

 

そして、それから数週間後のこと。

オフィス最寄りの地下鉄の駅前、雪の降りしきる中、若い女の子がおばさんから商品を受け取りお金を払う光景。

 

どうやら、このシステム、割と普通にあるようです…。

 

 日本ではあり得ないけれど、ロシアでは何でもアリです!

 

西本智実さんとロシア国立交響楽団

 

12月10日、待ちに待った西本智実さん指揮のコンサートが、地下鉄マヤコフスキーからすぐの、チャイコフスキーコンサートホールで開催されました!

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地下鉄マヤコフスキー駅の真ん前の広場には、こんな楽しいブランコがあります。冬だろうが雪が降っていようがお構いなし!

私も1人でトライした事があります…。

 

ここは、一週前の12月2日にバイオリニストのニキータさん(前回登場しました)を聴きに来たばかり。

 

そして、今回の西本智実さん。

もちろん名前は知っていましたが、サンクトペテルブルクイリヤ・ムーシン氏のもとで勉強した事などは、初めて知りました。

 

私は指揮者の専門的な良し悪しはわかりませんが、とにかく、同年代の日本人女性がここで指揮台に立つ、という事だけでも充分感激です。

 

西本智実さんは、とても華奢な女性でしたが、指揮をする姿はとても凛として素敵でした。

 

隣にいたロシア人のおじさんに、

彼女の指揮、どう思う?

と聞いたら、

いいよ!よくオーケストラが動いてるね!

と褒めていました。

 

実はこのおじさん、前回も隣で、チャイコフスキーについて色々教えてくれた方。同じ席を取ったら、おじさんも同じ席を取っていました。今回は奥様と一緒。

多分あの席でまた会えると思う…。

 

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番(ソチオリンピック浅田真央さんが使った楽曲)を演奏されましたが、日本人女性がモスクワで一流のオーケストラを率いている姿を見て、その演奏を聴いて、少し落ち込んでいた私はたくさんの勇気をもらいました!

本当に聴きに来て良かった。

 

最後は涙が止まらず、それに気づいたおじさんが言いました。

僕の妻も今、君と同じだよ!

 

終わってからお友達と、お花買っていって渡せたら良かったよね、と話しました。ファンの人達が、ステージ前で直接本人にお花を渡す事がよくあります。

やりたかった…。

 

今度はいつ聴けるかな。

その時を楽しみに…。

 

チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院

 

 

お久しぶりです。

長い事、多重課題に追われて書けずにいました…。

 

先日…と言ってもなかなか書けないまま、もう2ヶ月ほど経ってしまいましたが、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院(МГК エムゲーケー)の大ホールに、クラシックコンサートを聴きに行ってきました!

 

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↑この大ホールはとても素敵です。

 

今までは、主人が選んでくれたコンサートやバレエを観に行くばかりでしたが、

仕事を始めたので、自分の稼いだお金で、自分で選んでみました!嬉しい!

 

急に思い立ったので、お友達を誘う暇もなく、チケットを購入。

 

МГКのコンサートホールには、モスクワに引っ越してきたその週に、ピアノコンサートに行ったのが初めでした。しかもその時は何も喋れないのに1人で…。よく行けたな…。運と度胸だけで生きています。

 

スパルタ教育のお陰で、バレエやコンサートには、堂々と行けるようになりました。今や私にとっては、お買い物に行くより敷居が低いかも…。

 

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↑ちょっと分かりにくいですが、МГК前におられるチャイコフスキーさんです。

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↑こちらは室内におられるチャイコフスキーさんです。

 

 

今回のコンサートで、心を鷲掴みにされたのは、バイオリンのソリスト

Никита Борисоглебский (ニキータ ボリソグレブスキー) さん。

発音が違ったらすみません…。

 

クラシック素人の私でも、うわーっ!と思うほど、美しい音色で鳥肌が立ちました。お陰で他の楽器のソリストはよく覚えていません。

 

それ以来、彼の出るコンサートをチェックして、極力聴きに行く事にしています。

 

クラシックは敷居が高いと思いがちですが、私にとっては、この人の演奏好きだなあ、とか、鳥肌が立った!とか、涙が出た…とか、そういう感動で充分です。最近は、気に入ったソリストや、聞いてみたい作曲家で選んで、とにかく沢山聴きに行く事にしています。何事も経験を重ねる事が大切!

 

モスクワでは、500ルーブルから1500ルーブルで、素晴らしい音楽が聴けるので、(只今1ルーブル=1.92円なので、約960円から1900円程度)ここはケチらずに。

 

皆さん、モスクワには大小様々なコンサートホールがあり、少し変わった場所でもコンサートが楽しめます。

書きたい事が山程あるので、これからまた頑張って書いていきます!

 

今、モスクワの街は、キラッキラです。

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日本も盛り上がっているかなあ。

皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください。

 

冬の風物詩

 

一応四季があるといっても、1年の半分位は冬!といった感じのロシア。

 

しばらく太陽に出会えない分、色々楽しみを見つけなくちゃいけません。

 

そこで、冬の私の大好物♡

 

それは、お婆ちゃんの毛皮ファッションです。

それはそれは本当に可愛らしいこと。

ムクムクでマトリョーシカみたい。

毛皮のコートを「シューバ」、帽子を「シャプカ」と呼びますが、色々な色や形、デザインがあってとても楽しい。

 

若い女の子もカッコよく毛皮を着ているけど、スタイリッシュすぎて、ほっこりできない。

去年撮った写真がこちら。

茶のコーディネートにブーツ。

前からはもっと素敵だった…。

 

 

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お散歩中のご夫婦の写真を撮らせていただきました。

グラデーションのシューバと、白いシャプカがとても素敵でした。

 

 

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そして、 先日あまりの可愛いさに、背後から1枚撮らせていただきました。

トラムに乗っていてグラグラだったので、写りは良くないけれど、こちら。

 

 

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あまりの愛くるしいフォルムに、目が釘付け。

 

このシャプカに触発された私は、帰宅後、思わず冷蔵庫のホワイトマッシュルームをいの一番に取り出してパスタを作りました…。

 

これから冬本番。

ロシアのお婆ちゃんたち、毛皮ファッション楽しみにしています♡